東洋製缶が出資したシンガポール新興企業が手掛ける海藻原料

東洋製缶グループホールディングスは海藻由来の原料開発を手掛けるシンガポールの新興企業、シードリングに出資したと発表した。東洋製缶は近年、二酸化炭素を吸収する海藻の増殖材を開発するなど、海の炭素吸収「ブルーカーボン」の関連事業に力を入れている。今回の出資を通じて、新たな製品や事業開発につなげる。

シードリングは2018年に設立され、海藻を原料にしたペットフードや農業資材などを開発している。東洋製缶は19年から新興企業への出資や他企業と協業する「OPEN UP!PROJECT」を始めており、出資は今回が8回目となる。

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