【ワシントン=赤木俊介】ハリス米副大統領が17日、米CBSテレビが提示した副大統領候補のテレビ討論会の日程を受け入れたことが分かった。ハリス氏は5月時点で7月23日と8月13日の日程を了承しており、新たに8月12日の日程も受け入れた。一方、トランプ陣営は民主党内で広がるバイデン米大統領の撤退論を挙げ、日程の了承を保留した。
バイデン陣営の広報担当者は声明で「トランプ陣営が伴走者を決めた今、ハリス氏とバンス上院議員の討論を了承することをすすめる」と述べた。一方、トランプ陣営の担当者は「民主党の副大統領候補が誰になるのかまだわからないため、(候補を正式に指名する民主党の)全国大会まで日程は決められない」と説明した。
米メディアによると、ハリス氏はJ・D・バンス氏が共和の副大統領候補に指名された15日、バンス氏に直接電話をかけ祝辞を送った。バンス氏は16日、米メディア「ニュースマックス」に対し「米国民に我々の違いを理解してもらうため、ハリス氏とはもちろん討論をしたい」と討論会への意欲を示していた。
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