イベントは沖縄県の北京事務所などが企画し、会場の北京の日本大使館には抽せんで選ばれた120人余りが訪れました。

はじめに中国駐在の金杉憲治大使が、「沖縄には唯一無二の自然や歴史、文化などがあります。ぜひ実際に行って、さまざまな魅力を共有してください」とあいさつしました。

会場では、夏の旅行シーズンを前に沖縄が北京から直行便で3時間半の距離にあることや各地の観光名所などが紹介されました。

また、沖縄出身のユニット「くいな」の2人が沖縄民謡の「安里屋ユンタ」などを披露しました。

このあと、沖縄の郷土料理や泡盛のカクテルなどがふるまわれたほか、沖縄の伝統衣装を体験できるコーナーも設けられ、訪れた人たちが沖縄旅行の気分を楽しんでいました。

参加した地元の20代の女性は「沖縄について理解が深まり、さらに好きになりました。いつか旅行してみたいです」と話していました。

ことし3月の中国本土から沖縄への観光客の数は1万8000人余りで、北京や上海からの直行便が再開しているものの、コロナ禍前の5年前と比べて4割程度にとどまっています。

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