それによりますと、関係者の話として実業家のイーロン・マスク氏がトランプ前大統領を支援する団体に毎月4500万ドル、日本円でおよそ71億円を献金する予定だということです。

また、ウォール・ストリート・ジャーナルは、献金について全容を把握するのは難しいとしながらも、今回の大統領選挙をめぐってこれまでわかっている中で、トランプ氏を支援する団体への最大の献金額は5000万ドルだとして、毎月4500万ドル献金するとしているマスク氏の献金額の多さを指摘しています。

マスク氏は、トランプ氏が13日、東部ペンシルベニア州での演説中に銃撃を受け、右の耳にけがをした際、旧ツイッターのXで「私はトランプ大統領を全面的に支持し、彼の1日も早い回復を願っている」と投稿し、続けて「アメリカにこれほどタフな候補者がいたのはセオドア・ルーズベルト元大統領が最後だった」と投稿していました。

マスク氏をめぐっては、ことし3月には「念のためはっきりさせておくが、私はアメリカ大統領のいずれの候補者にも献金を行わない」と投稿していましたが、今回、巨額の献金を報じられたマスク氏の大統領選挙への対応が注目されます。

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