ロシア国防省は14日、ロシア軍が、最大重量が3トンに及ぶ爆弾をウクライナ領内に投下したとする映像を公開しました。

映像では、戦闘爆撃機から投下された爆弾が翼を広げて滑空したあと地上に落下していて、ロシア国防省は破壊力の大きさを強調しています。

このような攻撃について、最近ウクライナを訪れて調査を行ったアメリカの軍事専門家、マイケル・コフマン氏はSNSで「陣地全体を破壊するので、砲撃に比べて心理的な衝撃が大きい」と指摘しています。

一方、ウクライナの複数のメディアは13日、関係者の話として、ウクライナの治安当局がロシア南部のロストフ州にある石油関連施設を無人機で攻撃したと伝えました。

ウクライナは、特殊部隊によるロシア領内の重要施設への無人機攻撃を繰り返していて、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は先月、メディアのインタビューに対し、経済と心理状態に影響を与えるねらいもあると明らかにしています。

ロシア、ウクライナ双方ともに、相手に与える心理的な打撃も加味しながら作戦を展開しているとみられます。

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