裁判所は、ボールドウィン氏が同じ罪で起訴されることはないとしています。

裁判では3年前、ニューメキシコ州の映画の撮影現場で、俳優のアレック・ボールドウィン氏が持っていた小道具の銃が発射されて、スタッフ1人を死亡させたとして、ボールドウィン氏は過失致死の罪に問われていました。

ボールドウィン氏は、銃を受け取った際に実弾は入っていないと説明を受けていたと主張していました。

裁判は7月9日に始まったばかりでしたが、12日、裁判所は捜査当局が実弾に関わる重要な証拠を故意に隠して弁護側に開示しなかったと判断し、審理は途中で打ち切られました。

裁判所の判断が伝えられると、ボールドウィン氏は右手で顔を覆って体を震わせながら涙を流しました。

裁判所は、ボールドウィン氏が同じ罪で起訴されることはないとしていて、アメリカメディアは、ボールドウィン氏が「自由の身になって法廷をあとにした」と大きく伝えています。

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