第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島の南小島の沖合で、中国海警局の船2隻が10日午後10時20分ごろから相次いで日本の領海に侵入しました。

午後10時半の時点で、1隻は南小島の南およそ19キロを、もう1隻は南小島の南南西およそ21キロを、いずれも北北東に向けて航行しているということです。

海上保安本部は、直ちに領海から出るよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは、9日以来で、ことしに入って26件目です。

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