グリーン代表はアメリカの代表機関「アメリカ在台協会」の台北駐在のトップで、事実上の大使です。

頼総統は9日就任したばかりのグリーン氏を10日朝、早速、総統府に迎えて会談しました。

頼総統は、グリーン氏が過去にも2回、台湾に駐在したことに触れて「現在、台湾とアメリカの関係は最もよくなっているが、グリーン氏が昇進して戻ってきたことで、関係がさらによくなるだろう」と期待を示しました。

また、アメリカのバイデン政権下で台湾への武器売却の発表が15回行われたことは「台湾の安全に対する支援の表れだ」として謝意を示しました。

グリーン氏も中国語であいさつし「まず、最も重要なことだが、アメリカは台湾の自衛の能力を強くサポートし続ける」と強調するとともに「総統と協力して、すでに岩のように固い米台関係をさらに強化したい」と応じました。

また「世界の民主主義コミュニティーの支えのもとで、われわれが台湾の民主主義を守ることができると信じている」と述べました。

グリーン氏は台湾だけでなく日本やフィリピンでの駐在経験も豊富で、外交関係者の間では、中国の圧力に直面する関係国・地域の連携強化への役割も期待されています。

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