ロシアがミサイル攻撃したキーウ(キエフ)の小児病院(9日)=ロイター

【北京=共同】中国外務省の林剣副報道局長は9日の記者会見で、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の小児病院をミサイル攻撃したロシアを非難せず「各国は冷静になって自制し、情勢をエスカレートさせる行動を避けるべきだ」と述べた。

中国はウクライナ侵略後もロシアとの緊密な関係を維持。3日には習近平国家主席がプーチン大統領と会談した。米欧は中国が軍事転用可能な物資を輸出しロシアの防衛産業を支援していると懸念している。

林氏はウクライナ危機解決に向けブラジルと共に発表した独自提案への支持が広がっていると主張し「中国は建設的役割を果たす」と強調した。

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