エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)傘下の阪急阪神百貨店は8日、シンガポールで海外マーケティングのコンサルティングを手掛けるラ・ディッタ・シンガポールと連携協定を結んだと発表した。海外輸出を前提とした高付加価値の日本産食品や飲料を共同開発し、販路も確保する。

提携の締結日は5月22日。ラ・ディッタ・シンガポールは起業家の小里博栄氏が2011年に立ち上げた企業だ。小里氏は22年、農林水産省から「日本食普及の親善大使」の1人に任命されるなど、日本食材の輸出入に精通した人材として知られる。

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