上川外務大臣は日本時間の6日午前、カンボジアの首都プノンペンでフン・マネット首相と会談しました。

この中で上川大臣は「両国の連携分野は着実に拡大しており、今後は人材育成や日本の技術活用に重点を置いて協力していきたい」と述べました。

そして、上下水道や港湾施設の整備、デジタル、安全保障など幅広い分野で協力し、戦略的なパートナーシップを深めていくことを確認しました。

また地雷処理をめぐり、フン・マネット首相は、日本のこれまでの支援に謝意を示したうえで、同様の問題に直面するウクライナをはじめとする第三国の支援を日本と連携して行いたいという考えを示しました。

さらに両氏は、北朝鮮やミャンマー情勢などについても意見を交わし、連携していくことで一致しました。

このあと上川大臣は、フン・マネット首相の父親で、前首相のフン・セン上院議長とも会談し、関係を強化していくことを確認しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。