前田投手は前回の登板で腹部に打球が当たるアクシデントがあって6回途中でマウンドを降り、2失点と好投しながら勝ち負けはつかず、4日、今シーズン3勝目を目指して相手の本拠地で行われたツインズとの試合に中5日で先発しました。
去年まで所属した古巣のマウンドで1回は3人で抑えましたが、3対0とリードした2回、5番ジェファーズ選手のタイムリーツーベースなどで2点を失い、1点差とされました。
3回には2アウト満塁から連続タイムリーで3対5と逆転され、4回は2アウトを取ったあと連続フォアボールでピンチを招き、2点タイムリーツーベースで追加点を与え、ジェファーズ選手に2ランホームランを打たれて交代となり、マウンドを降りました。
前田投手は3回と3分の2イニングを投げて9失点、打たれたヒットは9本、フォアボール3つを出しました。
防御率は6.71です。
一方、三振3個を奪い、大リーグ通算1000奪三振まであと1つに迫っています。
試合は雨のため7回ウラの途中でコールドゲームとなってタイガースが3対12で大敗しました。
前田投手は5月24日に2勝目を挙げて以来、勝ちがなく、今シーズン5敗目を喫しました。
前田健太「うまく切り替えられず悪い方向に」
前田投手は、3回には3つの内野安打を打たれるなど不運な当たりも多かった登板について、「野手がいないところにボールが飛ぶなど、そういうなかでなかなかうまく乗り切れず、しんどい登板になった。気持ちを切り替えないといけないところもうまく切り替えられず悪い方向に行ってしまった」と振り返りました。
その上で、「ボール自体は改善されつつあるが、投げミスもたくさんあり、4回はツーアウトからフォアボールを出して点を取られてしまった。シチュエーションによってしっかり投げるボールやコースを選択できるよう改善していきたい」と課題をあげていました。
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