これは、4日にインド外務省とロシア大統領府が発表したものです。
モディ首相がプーチン大統領と対面で会談を行うのは、おととし以来で、ロシアを公式訪問するのは、ウクライナ侵攻後、初めてとなります。
インドは、ロシアの伝統的な友好国で、ウクライナ侵攻をめぐっても、ロシア軍の即時撤退を求める決議案の投票を棄権するなど、中立的な姿勢を示しています。
また、侵攻後もロシア産原油の輸入量を増やすなど、経済面での関係を維持していて、会談では、両国の協力関係について話し合われるとみられます。
一方、ロシア大統領府は、プーチン大統領とモディ首相の会談について、「両国の伝統的な友好関係のさらなる発展に加え、国際的、地域的な議題についても話し合われる」と発表しました。
プーチン大統領としては、ウクライナへの侵攻で欧米との対立が深まる中、ロシアの立場に理解を求め、グローバル・サウスの代表格であるインドとの協力関係を発展させたいねらいがあるとみられます。
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