ミサイル攻撃を受けたウクライナ南部ザポロジエ州の州都ザポロジエ近郊(29日)=ロイター

【キーウ=共同】ウクライナ南部ザポロジエ州の州都ザポロジエ近郊で29日、ロシア軍によるミサイル攻撃で子ども2人を含む7人が死亡、30人以上がけがを負った。インフラ設備や集合住宅が被害を受けた。非常事態庁などが発表した。

ゼレンスキー大統領は「毎日このような攻撃に苦しんでいる。決断の遅れは、人命の損失を意味する」とし、防空装備の供与加速を友好国に訴えた。東部ドネツク州でも29日、集落などにミサイル攻撃があり6人が死亡した。

国営通信社ウクルインフォルムは、南部ヘルソン州で無人機攻撃が激化し「州都ヘルソン近郊を中心に前例のない事態に陥っている」との州当局者の話を伝えた。

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