これはウクライナ国防省のブダノフ情報総局長が17日に掲載された、アメリカの有力紙ワシントン・ポストとのインタビューで明らかにしたものです。
それによりますとブダノフ局長は、ロシア国内で活動するロシア人の協力者と連携して攻撃を計画しているとしています。
具体的には「軍需産業や重要な軍事施設、飛行場、軍の司令部といったさまざまな対象を含むことになる」としていて、ロシア軍が前線で攻勢を強める中、その背後のロシア国内で相手の軍事力をそぐことが目的だとしています。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領は17日の演説で、ロシアが一方的に併合した南部クリミアにあるロシア軍の飛行場をウクライナ軍が攻撃したと明らかにしました。
この攻撃について、ロシアからの解放を掲げるクリミアの組織は飛行場内に設置してあったロシア軍の最新鋭の地対空ミサイルシステム「S400」に損害を与えたとSNSに投稿しています。
ゼレンスキー大統領は「ロシア軍の装備や軍事インフラを破壊する極めて重要な作戦」を遂行したとして兵士を称賛しています。
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