ことしのNATOの首脳会議は来月前半にアメリカの首都ワシントンで開かれる予定で、パートナー国と位置づける日本を含めたインド太平洋諸国なども招待されています。
林官房長官は午後の記者会見で、岸田総理大臣が招待に応じる形で、首脳会議に出席する方向で調整していることを明らかにしました。
そのうえで「ロシアによるウクライナ侵略をはじめとする国際安全保障環境を踏まえ『欧州大西洋』とインド太平洋の安全保障は不可分だとの認識をNATO加盟国などと確認し、連携を強化する考えだ」と述べました。
一方、岸田総理大臣は、NATOの会議に出席したあとドイツを訪問し、ショルツ首相との首脳会談を行うことも検討していて、経済安全保障などを含め、2国間の協力を深めたい考えです。
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