アメリカのキャンベル国務副長官は24日、首都ワシントンで研究機関、外交問題評議会が主催したイベントで講演しました。

この中でキャンベル副長官は、北朝鮮がウクライナへの侵攻を続けるロシアを軍事的に支援しているとした上で「北朝鮮が見返りとして何を得るか議論されていて、それは核や長距離ミサイルの開発、あるいはエネルギーに関連する支援の可能性がある」と述べました。

また、ロシアと北朝鮮が、どちらか一方が戦争状態になった場合に軍事的な援助を提供することなどを明記した、包括的戦略パートナーシップ条約を締結したことについて「われわれは合意の影響を注視している」と述べ、両国の軍事協力の拡大に懸念を示しました。

さらに、キャンベル副長官は「中国は北朝鮮とロシアの間で何が起きているか気にしており、北朝鮮が北東アジアの危機につながるような挑発的な行動に出ることを懸念しているだろう」と指摘しました。

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