インド政府によりますと、ヨガはおよそ5000年前からインドに伝わる修行法で、国連は、6月21日を「国際ヨガの日」と定めています。

21日、インドでは全国各地で閣僚や映画俳優などの著名人も参加し、ヨガを楽しむイベントが行われたほか、世界各地でもヨガに関する催しが開かれました。

ヨガの愛好家として知られるインドのモディ首相は、パキスタンと領有権を争い、インド政府が直轄地とするカシミール地方の中心都市スリナガルの会場に姿を現し、7000人以上の市民とともにヨガのポーズを披露しました。

このなかで、モディ首相は「ヨガは国際社会で有益なものだと注目を集めている。一人一人が心の平穏を保つことは、世界にとってもよいことだ」と訴えていました。

ヨガは健康にも効果的だとして世界中で親しまれていて、インド政府としてはその魅力をアピールすることで、国のイメージアップにつなげるねらいがあるとみられます。

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