OECDが20日に発表した報告書によりますと、1人の女性が産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は、加盟する38か国の2022年の平均は1.51で日本の1.26を上回りました。
また、生涯子どもがいない女性の割合についてまとめたところ、1975年生まれの女性では最も高いのは、日本で、28.3%でした。
また、ポルトガルが最も低く8.9%、次いでアメリカが10.3%となっているほか「合計特殊出生率」がOECD加盟国のなかで最も低い韓国は12.9%となっています。
報告書では、子どもを産まない選択は若者が経済的に自立することが難しくなっていることなどをあげ、家族に対する包括的な支援が重要だと指摘しています。
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