第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島の大正島と久場島の沖合で、中国海警局の船2隻が、20日午後5時ごろから日本の漁船2隻の動きにあわせるように日本の領海に侵入しました。
海警局の船は、午後9時50分前にいったん領海を出たものの、その直後の午後10時すぎに、領海のすぐそばの接続水域にいた別の船が入れ替わる形で領海に侵入しました。そして、この船が21日午前0時前に久場島の南東の海域で領海から出ました。
海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのはことしに入って21件目です。
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