台北で開催した展覧会で自爆型無人機「スイッチブレード」を眺める人々(2023年9月)=ロイター

【ワシントン=共同】米政府は18日、台湾に対し、自爆型無人機「スイッチブレード」720機や小型無人機最大291機などを売却することを承認し、議会に通知した。総額は3億6千万ドル(約568億円)相当に上る見通し。

米国は台湾に軍事圧力をかける中国をにらみ、台湾関係法で台湾が自衛のために必要とする武器の供与や防衛支援を約束している。超党派で支持されており、議会も承認するとみられる。

米政府は売却について、台湾の防衛能力や、現在と未来の脅威への対処力を向上させるもので、地域の基本的な軍事バランスを変えるものではないと説明している。

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