来月26日に開幕するパリオリンピックについて、ロシアとその同盟国のベラルーシの国籍を持つ選手は、ウクライナへの軍事侵攻などを理由に、国を代表せず、国旗や国歌を使用しない“AIN”と呼ばれる「中立な個人資格の選手」として参加することになっています。

IOCは15日、両国の選手について、軍の関係者や軍事侵攻を積極的に支持する選手は認めないなどとする審査基準を満たし、参加を承認した選手25人を発表しました。

具体的には
▽ロシア国籍14人
▽ベラルーシ国籍11人 の男女あわせて25人で、

競技別では
▽自転車のロード種目で4人
▽体操のトランポリンで3人
▽ウエイトリフティングで2人
▽レスリングで16人 となっています。

前回の東京オリンピックのトランポリン男子で金メダルを獲得したベラルーシ国籍のイワン・リトビノビッチ選手が承認された一方、テコンドーで出場枠を得ていた両国の選手は認められませんでした。

最終的にロシアとベラルーシに割り当てられていた出場枠が満たされなかった場合は、ほかの国や地域の選手に再配分されるということです。

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