政府は15日、米国が核兵器と通常戦力で日本防衛に関与する「拡大抑止」について話し合う外務・防衛当局間の日米拡大抑止協議を米ワイオミング州のウォーレン空軍基地で13、14両日に実施したと発表した。

米側は地域における核兵器の抑止効果を強化する意思を表明した。双方は防衛を万全にするため、統合的な抑止力を強化する必要があるとの認識で一致した。

北朝鮮の核・弾道ミサイル開発やロシアとの軍事協力、中国による透明性を欠いた核戦力増強に懸念を共有。机上演習を実施し、核弾頭搭載が可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射訓練施設を視察した。〔共同〕

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