マラウイのチリマ副大統領(2019年)=ロイター

【アクラ=共同】アフリカ南部マラウイで10日、チリマ副大統領を乗せた軍用機が離陸後に消息を絶った。現地からの報道によると、北部の森林地帯で墜落した機体が発見され、チャクウェラ大統領は11日、チリマ氏を含む搭乗者計10人全員が死亡したと明らかにした。

AP通信によると、チリマ氏らを乗せた軍の小型プロペラ機は首都リロングウェから北に約370キロの空港を目指していたが、悪天候で着陸を断念。管制官が首都へ引き返すよう求めた直後にレーダーから機影が消えたという。

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