複数のメディアによりますと、デンマークの首都コペンハーゲンの広場で7日、フレデリクセン首相が男に襲われました。

デンマークの首相府は声明で、首相を襲った男はその後、逮捕されたとした上で「首相はこの事件にショックを受けている」としています。

複数のメディアは、首相は殴られたなどと伝えていますが、けがの有無など詳しいことはわかっていません。

ロイター通信は目撃者の話として、首相は当局者に付き添われて歩いて現場を立ち去り、外見上、けがはなかったようだと伝えています。

デンマークでは9日、EU=ヨーロッパ連合の議会にあたるヨーロッパ議会の議員を選出する選挙を控えていますが、今回の事件との関連はわかっていません。

現地の警察はSNSで「首相が巻き込まれる事件が起き逮捕者がいる」としていて、事件の詳しいいきさつを調べています。

ヨーロッパでは先月15日、スロバキアのフィツォ首相が銃撃され、一時命に関わる深刻な容体となっていました。

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