カナダ バンクーバー 日本人シェフが路上で刺されて死亡

カナダのバンクーバーの警察によりますと、現地時間の5日午前3時半前に通報を受けて町の中心部の現場に駆けつけたところ、路上で何者かに刺されたとみられる男性を発見し、その後、死亡が確認されたということです。

警察は男性についてカキウチ・ワタルさん、32歳と発表しています。

またバンクーバーにある日本総領事館は、カキウチさんが日本人であることを確認し、事件について家族に連絡したとしています。

現地のメディアは、カキウチさんが友人の自宅の近くで車が到着するのを待っている際に、何者かに刺されたとする知人の話を伝えています。

カキウチさんが働いていた日本食レストランは、フェイスブックなどにカキウチさんの写真とともに追悼のコメントを掲載しました。

またバンクーバーのシム市長はコメントを発表し「カキウチ氏は才能あふれるシェフで、多くの友人に愛された。彼の地域への貢献は忘れられることはない」とその死を悼みました。

警察は、目撃情報を募るなどして殺人事件として捜査しています。