ICJ=国際司法裁判所は24日、イスラエルに対し
▽ガザ地区南部のラファでの攻撃を直ちに停止し
▽人道支援が大規模に行われるよう、ラファの検問所を開放することなどを暫定的な措置として命じましたが、その後もイスラエル軍は攻撃を続けています。
こうした中、上川外務大臣は、27日午後4時半からおよそ25分間、イスラエルのカッツ外相と電話で会談しました。
この中で、上川大臣は「ガザの危機的な人道状況を深く憂慮しており、ラファにおける全面的な軍事作戦に反対している」と伝えました。
そのうえで「国際司法裁判所の暫定措置命令は当事国を法的に拘束するもので、誠実に履行されるべきものだ」と述べました。
これに対し、カッツ外相はイスラエル側の立場を説明したということです。
両外相は両国間で意思疎通を継続していくことでは一致しました。
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