岸田総理大臣は、日中韓3か国の首脳会議に合わせ、韓国 ソウルで開かれた3か国の経済界の代表らによる「ビジネスサミット」に出席しました。
この中で、岸田総理大臣は「世界全体のGDPの2割余りを占める日中韓3か国はアジアの成長をけん引する存在だ。政府・企業間の連携を強化して日中韓での取り組みを一層強化していく」と述べ、少子高齢化や環境問題など共通の課題に、ともに取り組む考えを示しました。
そして、27日行われた首脳会議でFTAの交渉を加速させるための議論を継続することで合意したことに関連し「ハイレベルな規律を含め、未来志向の日中韓FTAの在り方について率直な意見交換を行っていく。企業が能力を最大限に生かせるよう、自由で公正なビジネス基盤の確保に努める」と述べました。
また、3か国の幅広い世代から関心を集める、アニメやゲーム、音楽などのデジタルコンテンツの分野で積極的な協力を進め、関連産業の発展を目指す考えを示しました。
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