マコール米下院外交委員長(2024年4月)=ロイター

【台北=共同】台湾にある米代表機関、米在台協会(AIT)台北事務所は26日、マコール米下院外交委員長(共和党)が率いる超党派の議員団が26〜30日の日程で台湾を訪問すると発表した。台湾総統府によると、頼清徳総統と27日に会談し、インド太平洋地域の平和と安定、米台の経済協力について意見交換する。

中国は20日に就任した頼氏を独立派と見なし、台湾周辺で23〜24日に軍事演習を実施したばかり。今回の米議員団訪問は中国の統一圧力にさらされている台湾新政権への支持をアピールする狙い。

総統府報道官は「実際の行動で新政権と台湾人民を支持してくれることに感謝する」と謝意を表明。米台が協力し、民主主義と自由を守っていくことを望むとの談話を発表した。

AIT台北事務所によると、一行の台湾訪問はインド太平洋地域歴訪の一環という。

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