ロシアのプーチン大統領は23日夜にベラルーシの首都ミンスクを訪問し、ルカシェンコ大統領と会談した。同盟国ベラルーシと戦術核兵器の演習実施など軍事面の連携を一段と深める方針だ。ウクライナ侵略が長期化するなか欧米諸国への威嚇を強めている。
プーチン氏は23日夜、2日間の日程でミンスクに到着した。ロシア大統領府によると、空港でルカシェンコ氏に「(23、24日両日で)安全保障問題などについて話し合う」と述べた。
ロシア国防省は21日、戦術核の演習を始めたと発表した。プーチン氏はベラルーシ軍の参加が予定されている次回の演習についてルカシェンコ氏と協議する考えを示した。ロシアは2023年、ベラルーシに戦術核を配備した。
プーチン氏とルカシェンコ氏は24日午後にも会談し、ロシアのベロウソフ国防相やラブロフ外相らが同席した。
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