ベトナムの首都ハノイ中心部のアパートで24日未明に火災が発生し、少なくとも14人が死亡した。国営メディアは電動自転車が火元になったとみられると報じた。
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国営ベトナム通信によると、24日午前0時半ごろ、ハノイ市カウザイ区の住宅が密集した狭い路地に立つ集合住宅から出火した。24人が入居していたという。
火災は約1時間後に消し止められたが、24日夕までに14人の死亡と3人の負傷が確認された。捜査当局が身元の確認を進めている。
1階には電動自転車の販売・修理店が入っており、捜査当局はこの店の電動自転車の電気回線がショートしたことが、火災の原因とみている。
ハノイでは、昨年9月にも路地にあるアパートで火災が発生し、56人が死亡、37人が負傷した。捜査当局は、1階に駐車されていたミニバイクのバッテリーからの漏電が出火原因と結論づけた。(ハノイ=大部俊哉)
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