ダボス会議で話すクラウス・シュワブ氏(2024年1月、スイス)=ロイター

【ニューヨーク=弓真名】世界経済フォーラム(WEF)は21日、創設者で50年以上にわたって組織運営を担ってきたクラウス・シュワブ会長が2025年1月までに同フォーラムの会長職を退任すると発表した。

シュワブ氏は71年の創設以来WEFの会長として組織運営に携わった。退任後も理事長の役割を担う。WEFはシュワブ氏の退任について同フォーラムが15年から実施してきた経営構造の変革の一環だと説明した。

シュワブ氏の後任は明らかになっていない。海外メディアによると、WEFは25年1月に開催される予定の年次総会(ダボス会議)までに役職の入れ替えを完了するとしている。

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