【カイロ=共同】ロイター通信は18日、英海洋警備会社の情報として、紅海に面するイエメン南西部モカの沖合で、パナマ船籍の石油タンカーがミサイル攻撃を受けたと伝えた。紅海周辺では、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が商船を狙った攻撃を続けている。
船体が炎上したとの情報もあるが詳細は不明。航行は可能とみられる。
英海事機関によると、17日にもイエメン西部ホデイダ沖で船舶への攻撃があり、船体の一部が損傷した。乗組員にけがはなかったという。
米中央軍は18日、フーシ派が紅海で対艦弾道ミサイル1発を発射したと発表した。ギリシャの石油タンカーが被害を受けた。死傷者はいないという。中央軍によると、攻撃は現地時間の18日未明で、タンカーはロシアから中国に向かっていた。タンカーは浸水したが、航行を続けているという。
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