北米のインディーデベロッパThe Fun Pimpsは本日(2024年5月4日),10年以上にわたるアーリーアクセス期間を経て,いよいよ製品版に移行する「7 Days to Die」の最新トレイラーを公開した。


 2013年にアーリーアクセス版が公開されて,現在までに1600万本以上のセールスを記録し,2017年に「Steamで最も売れたゲーム」のベスト100にも入った「7 Days to Die」は,ゾンビが支配する終末世界を舞台にしたサバイバルホラーだ。
 プレイヤーは,昼夜のサイクルを持つ,約100平方kmの広大なオープンワールドを探索して資材を集め,仲間と共に拠点を構築し,7日めの夜になると群れをなして襲ってくるゾンビの大群を撃退する。


 タワーディフェンスと都市建設シム,そしてFPSの要素を組み合わせたような本作の自由度は高く,武器や衣服,アーマー,乗り物などをクラフトできるほか,罠や自動トラップなど,拠点防衛のアイテムも豊富だ。1300以上の建築ブロックが用意されており,自分だけの拠点が作り上げられるほか,塗装も可能。
 拠点の防御だけでなく,ほかのプレイヤーの拠点を襲撃するPvPvE要素もあるなど,10年以上のアーリーアクセス期間中,多数のアップデートが繰り返されてきたことで,初登場の段階とは別のゲームと思えるほど進化した。


 そんな「7 Days to Die」の正式リリースは6月が予定されており,その後,PlayStation 5版Xbox Series X|S版を発売するという。ちなみに,PlayStation 4版とXbox One版は2016年7月にリリースされているが,パブリッシングを担当したTelltale Gamesが2018年に倒産したため,IPはThe Fun Pimpsに戻されている。
 詳しい発売日や対応機種は近日中に発表されるようだが,製品版の価格を44.99ドルに値上げすることがすでに明らかになっている。日本語にも対応しているので,気になる人は,今のうちに手に入れておいたほうが良さそうだ。

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