Valveは本日(2024年9月12日),「Steam」にて家族間でゲームを共有したり,子どもがプレイするコンテンツやプレイ時間を制限したりできる機能を持つ「Steamファミリー」のサービスを開始した。




 Steamファミリーは,これまで提供されていた「Steamファミリーシェアリング」「Steamファミリービュー」に代わる,新しいシステムである。最大5人のファミリーメンバーを招待でき,メンバー間で共有可能なゲームが,ライブラリの新しいセクション「ファミリーライブラリ」として表示され,それぞれがプレイできるようになる。セーブデータや実績もメンバーそれぞれの個別のものとして保存される。
 ただし,同じタイトルを複数人で同時に起動したい場合は,その人数分だけ製品が必要となる。


 メンバーは,「大人」または「子ども」の役割が与えられ,大人のメンバーだけがファミリー機能を管理可能だ。ペアレンタルコントロールでは,子どもがアクセスできるゲームを制限したり,プレイ時間の制限をしたりできるほか,子どもメンバーがパスワードを紛失した場合のアカウント回復などもできる。


 新しいオプションとして,子どもメンバーが欲しいゲームについて,大人メンバーに支払いをリクエストできる機能が追加された。これにより,親がゲームをギフトとしてプレゼントしたり,子どもにクレジットカードを使わせたりする必要がなくなるそうだ。


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