PlariumによるファンタジーRPG「RAID: Shadow Legends」(PC / iOS / Android)では,超大型イベント「アスガルドの断絶」(以下,断絶イベント)が開催中だ。


 断絶イベントの実質的な開催期間は,なんと8月21日から10月24日まで(後述のロキチェイスは11月22日まで)の約2か月で,実施される各種キャンペーンもお得なものばかりだ。
 これからゲームを始める人にとって有用なのはもちろん,キャンペーンならではのストーリーが用意されるなど,全プレイヤーにとって見どころ満載の内容となっている。

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[2024/05/30 13:23]
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  • ライター:蒼之スギウラ

 本稿ではその内容と,活用方法をまとめて紹介していく。記事の最後には新たな英雄とイベント全体のストーリーもまとめているので,興味がある人は合わせてチェックしてほしい。

●記事の流れ
  • イベント概要
  • 新キャラクターの入手方法や能力
  • 関連ストーリー解説



特に重要なイベントと報酬をチェック
期間内の14日間ログインは達成必須!


 本イベントは,北欧神話をモチーフにした国家「アスガルド」の英雄をフィーチャーしたイベントだ。アスガルドに関連する期間限定のダンジョンが出現するほか,条件を満たすことでレジェンダリー英雄を含む大量の報酬を獲得できる。

 断絶イベントでは,高レアリティ英雄の召喚確率UPや,各種ダンジョンのトーナメントといった短期間の催しが行われ,同時に期間を通して大型イベントも実施される。特に報酬が“美味しい”のは,後者にあたる「ロキチェイス」「イベントダンジョン」だ。

●ロキチェイス / 11月22日まで
 最も注目したいのは,長期間にわたって開催されるロキチェイスだ。これは,毎日のログインだけで報酬が獲得できる「フェーズ1」と,ポイントを集めることで追加報酬を得られる「フェーズ2」に分かれている。あらゆる催しの中で最も達成が容易ながら,豪華な報酬が期待できるイベントだ。

 フェーズ1はいわゆる「ログインボーナス系」のイベントで,7日間のログインだけでレジェンダリー英雄「ロキ」(詳細は後述)を獲得できる。それだけでなく,ロキをさらに強化できる装備やパーフェクトソウルも報酬に含まれているので,14日間のログインは絶対に達成しておきたいところだ。

11月22日までにロキを入手できなかった場合,代わりにエピック英雄「シャーマン」や,シャーマンのソウルなどが配布される

 続くフェーズ2は,条件を達成すると溜まるポイントを集めていく形式で,一定ポイントに達するごとに報酬がアンロックされる。すべての報酬を獲得すれば,ロキを最大限まで強化できるパーフェクトソウルが得られるだけでなく,アクセサリー系の装備品もまるごと揃う。

 全報酬のアンロックに必要なポイントは1050点と高めだが,日々のダンジョン攻略やアリーナ攻略をしておけば無理なく進められるはず。ただし,フェーズ2はフェーズ1の終了から21日で終了してしまうので注意が必要だ。配点が多いうえに確実に行えるクランボスへの挑戦などは,絶対に忘れないようにしよう。

ロケーション 獲得ポイント
キャンペーン 1ポイント
ダンジョン 1ポイント
ファンクションウォー 2ポイント
アリーナ 2ポイント
クランボス 5ポイント


●イベントダンジョン / 10月24日まで
 本作における「ダンジョン」は,固定のボスが出現するステージの総称で,基本的に常設のコンテンツを指すものだった。しかし,今回からはイベントに直接関連する期間限定のダンジョンが登場している。


 イベントダンジョンでは,装備数によって効果が変動する装備セット「ピンポイント」がドロップする。精度とスピードが上昇するほか,クラウドコントロール(行動阻害)系デバフをブロックする特殊な効果も付与される。

 速度と精度が求められるデバッファーは行動阻害に弱い側面があり,特に序盤では耐性値まで求めるのはなかなか難しい。そこでピンポイントを装備すれば,戦闘開始直後の最も重要な時間を生き延びる確率が上がるはずだ。

セット数 効果
1個 精度+20
2個 スピード+10%
3個 精度+20
4個 ラウンド開始時,使用者にインターセプト×1スタックを付与する
5個 スピード+10%
6個 ラウンド開始時,使用者にインターセプト×2スタックを付与する
7個 精度+20
8個 スピード+10%
9個 ラウンド開始時,使用者にインターセプト×4スタックを付与する
※インターセプト:1スタックにつき,クラウドコントロール系デバフ効果の付与を1回ブロックする。

 ボスとして出現する「オーディン フェイファーザー」は,バフ解除や全体スタン効果に加え,9ターンごとに無敵になる「ダメージブロック」を付与してくる強力な相手だ。ターン数はプレイヤー側のものも数えられるので,スタンを受けると無敵状態になる頻度が上がってしまう。

 バフ解除や奪取で無敵を取り除いたり,デバフ耐性のバフを撒いたり,そもそもの耐性値を上げたりして,オーディンが無敵になる時間を減らすことが重要だ。もちろん,装備「ピンポイント」で防げるデバフにはスタンも含まれているので,それを活用するのもアリ。自分の軍団の中から,可能な限り効率的に攻略できる英雄を探し出してみよう。


ステージ11以降は取り巻きが4人に増え,あまつさえ味方の復活までしてくる。取り巻きが無敵状態になると手がつけられないので,手早く処理できるようにチームを整えたい


新英雄の入手方法と能力をチェック!
まずはロキの獲得と育成を目指そう


 今回のイベントで獲得できるレジェンダリー英雄はロキだけではない。断絶イベントを彩る「トール」「フレイヤ」「オーディン」といった英雄たちも,今回のイベント内で入手する手段が用意されている。ここからは,それぞれの入手方法を確認しつつ性能をチェックしてみよう。

●ロキ・ザ・ディシーバー
入手方法:ロキチェイス


 ロキは強力な支援型英雄だ。バフ効果「ベール」または「パーフェクトベール」を受けている際に効果が強化されたり,追加効果が発揮されたりする。
 パッシブ効果によってラウンド開始時に自動でパーフェクトベールが付与されるため,ほとんどの場面で“強い方の効果”を出せる。回避効果も優秀なので,全体攻撃に巻き込まれさえしなければ,確実に仕事をこなせる。

 アクティブスキル2のアクティブスキルブロック,バフブロックは極めて強力で,決まれば特定のバフを前提に構築されている相手を封殺できる。通常攻撃にデバフ効果の延長が付いているのも特徴で,デーモンロード戦では,通常攻撃を連打しているだけでも結構な仕事ができそうだ。ただし,相手を攻撃する能力は高くなく,相手の行動を直接止める力を持つわけでもないので,味方との連携がカギとなるだろう。

スキル種別 CD 効果
通常 すべての敵を攻撃する。敵全体が受けている全デバフ効果を30%の確率で1ターン延長する。自身が「ベール」または「パーフェクトベール」を受けている場合,発動率が50%に増加する。
アクティブ1 4 ターゲットを選択する。

それが敵の場合:デバフ効果「アクティブスキルブロック」と「バフブロック」を75%の確率で2ターン付与する。このスキルを使った英雄がバフ効果「ベール」または「パーフェクトベール」を受けている場合,さらに「デバフ感染」効果を付与し,ターゲットのデバフ効果をランダムに2つ,敵全体に感染させる。

それが味方の場合:その最大HP50%分でHPを回復しつつ,「パーフェクトベール」を2ターン付与する。この英雄がバフ効果「ベール」または「パーフェクトベール」を受けている場合,さらに「バフ拡散」効果を与え,ターゲットのバフ効果をランダムで1つ,仲間全体に付与する。
アクティブ2 5 すべてのバフ効果とターンメーター100%を75%の確率でターゲットの敵から奪う。自身がバフ効果「ベール」または「パーフェクトベール」を受けている場合,これらの効果は無効化できない。ターゲットからターンメーターを奪えなかった場合,代わりに仲間全体のターンメーターを15%増加させる。さらに,バフ効果「攻撃力UP」をすべての味方に2ターン付与する。
パッシブ 4 各ラウンド開始時にバフ効果「パーフェクトベール」を2ターン付与する。さらに,HPが50%を下回るたびに,自身に1ターン継続のバフ効果「パーフェクトベール」を付与する。敵のスキルおよびその関連効果のすべてを15%の確率で回避する。自身がバフ効果「ベール」または「パーフェクトベール」を受けている場合,回避率が30%に増加する。

アクティブ効果:敵のスキルのターゲットにされた際,そのスキルおよび関連効果のすべてを100%の確率で回避する。その後,この確定回避効果はクールダウンに入る。
オーラ このバトルにおいて,仲間の精度は60上昇する。

●フレイヤ・フェイトウィーバー
入手方法:召喚イベント


 フレイヤは防御型の英雄で,味方を守る術を多く持っている。特に強力なのはアクティブスキル2で,味方からすべてのデバフを確定で解除しつつ,「デバフブロック」を付与できる。デバフブロックは,デバフを受ける前に発動しなければ価値が薄い効果なのだが,このスキルはどのタイミングで発動しても十分な効果を発揮してくれるのが強みだ。

 そのうえで,防御力を底上げしつつシールドを配ることもできる。自分たちの防御性能を上昇させながら殴り合いを強制するという,シンプルな構成のわりに凶悪なスキル構成となっている。1人で効果が完結しているので,攻撃力に秀でた英雄と組ませればそれだけで活躍が見込めるだろう。

スキル種別 CD 効果
通常 すべての敵を攻撃する。デバフ効果「プロボーグ」を25%の確率で1ターン付与する。この英雄が付与したバフ効果「シールド」がダメージで解除されると,このスキルでカウンター攻撃を発動する。毎ターンに1回発動する。
アクティブ1 4 バフ効果「防御力UP」60%をすべての仲間に2ターン付与する。さらに,バフ効果「シールド」をすべての仲間に2ターン付与する。「シールド」の値は,自身の防御力とそれぞれのターゲットの最大HPに比例する。
アクティブ2 5 仲間全体から全デバフを解除し,2ターン継続のバフ効果「デバフブロック」を全員に付与する。さらに,すべての仲間のターンメーターを20%増加させる。
パッシブ 5 仲間の攻撃がクリティカルヒットするたび,自身の防御力を5%増加させる(最大50%までスタック)。

アクティブ効果:自分以外で最も高いクリティカルダメージを持つ仲間が致命的な攻撃を受けたとき,残りHP1の状態で死亡を回避させる。チーム内に同スキルを持つ英雄が複数いる場合でも,効果は1回のみ発動する。さらに,その仲間を最大HPの20%分で回復し,「インスタントターン」効果を付与する。
オーラ すべてのバトルにおいて,仲間の防御力が30%上昇する。

●オーディン・フェイファーザー
入手方法:召喚イベント


 9ターンが経過するごとに「ダメージ無力化」を味方全体に付与する,極めて強力なパッシブスキルを持つ英雄だ。通常スキルの「バーサク」はボスに効かず,アクティブスキル1で発動できる「スタン」も耐性を持つボスが多いデバフなので,主な活躍の場はアリーナになるだろう。

 いずれのスキルも使い勝手が良く,早く動けた場合は全体スタンのアクティブスキル1,出遅れた場合は敵を撃破しつつ味方の蘇生を狙えるアクティブスキル2が有効になり,持久戦になればパッシブ効果で無敵状態に持ち込める。アリーナ向けの英雄らしく,器用な戦い方ができそうだ。

スキル種別 CD 効果
通常 1体の敵を攻撃する。デバフ効果「バーサク」を50%の確率で2ターン付与する。このデバフ効果はボスに付与できない。
アクティブ1 4 敵全体からすべてのバフ効果を解除する。デバフ効果「防御力DOWN」60%を,80%の確率ですべての敵に2ターン付与する。さらに,デバフ効果「スタン」を,80%の確率ですべての敵に1ターン付与する。
アクティブ2 4 1体の敵を攻撃する。攻撃前にターゲットからすべてのバフ効果を奪う。このスキルで与えるダメージは,ターゲットのタイプで変化する。

攻撃型:ターゲットの攻撃力に応じてダメージを与える。
防御型:ターゲットの防御型に応じてダメージを与える。
HP型/支援型/ボス:ターゲットの最大HPに応じてダメージを与える。

この攻撃では,ターゲットの防御力を100%無視する。このスキルでターゲットが倒れた場合,HPとターンメーターがそれぞれ50%の状態で,ランダムな仲間1体を蘇生する。
パッシブ 9ターンごとに自身に1ターン継続のバフ効果「ダメージブロック」を付与しつつ,「バフ拡散」効果で自身にかかっているすべてのバフ効果を仲間全体に付与する。
オーラ アリーナバトルにおいて,虚空属性の仲間のスピードが40%上昇する。

●トール・フェイハンマー
入手方法:合成イベント


 トールは強烈な攻撃力が特徴の攻撃型英雄だ。パッシブスキルで攻撃するごとに「サンダーカウンター」がスタックし,攻撃力が上昇していく。攻撃する機会が多ければ多いほど威力が上がっていくので,カウンター系バフをかければとんでもない火力を叩き出してくれるだろう。

 アクティブスキル1にサラッと書かれている“バフ効果「ダメージブロック」および「不死身」を無視する”という一文も見逃せない。アリーナにおいて,防御系の英雄で固めたチームをバフの上から叩き潰すことができる。

スキル種別 CD 効果
通常 1体の敵を2回攻撃する。20%の確率で追撃が発動する。ヒットごとにターゲットのターンメーターを10%減少させる。
アクティブ1 4 すべての敵を攻撃する。1体目の敵を攻撃した後,他のすべての敵をランダムな順番で攻撃する。2体目以降のヒットでは,回数を重ねるごとに与ダメージが25%増加する(最大100%までスタック)。バフ効果「ダメージブロック」および「不死身」を無視する。ただしボスに対しては無効。
アクティブ2 すべての敵を攻撃する。攻撃後,バフ効果「攻撃力UP」50%と「クリティカルダメージUP」30%を自身に2ターン付与する。75%の確率でそれぞれの敵の耐性を恒久的に10%減少させる(最大50%までスタック)。さらに,デバフ効果「スピードDOWN」30%をすべての敵に75%の確率で2ターン付与する。
パッシブ この英雄がダメージを与えるたびに,サンダーカウンターを1増やす(最大10までスタック)。サンダー1スタックごとに,自身の与えるダメージが3%アップする。サンダーカウンターが「10」に達すると,敵全体を攻撃し,デバフ効果「スタン」を1ターン付与する。攻撃後,サンダーカウンターは「0」にリセットされる。
オーラ すべてのバトルにおいて,仲間の攻撃力が30%上昇します。


イベントならではの物語をチェック
謎多き種族「フェイ」の歴史とは


 イベントの具体的な内容は以上だが,そもそも「アスガルドってどこ?」「いきなり北欧神話のキャラが出てきたけど,今まで何してたの?」といった疑問を浮かべている人もいるのではないだろうか。

 RAIDには各英雄に結構な分量の“伝承”(バックストーリー)があり,その疑問への回答も実は用意されている。最後にその内容を軽くまとめておこう。


 ちなみに,4Gamerでは「『RAID: Shadow Legends』冒険記」と題した連載記事を掲載している。ファクションごとに伝承を読み解き,RAID世界全体の時系列についてもまとめているので,興味を持った人は合わせてチェックしてほしい。

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[2024/05/30 13:23]
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 まずは断絶イベントに用意された固有ストーリーを読んでみよう。かなり長いので軽くまとめると,以下のような情報が読み取れる。

・アスガルドはレッドスパイク山脈に存在する
・「フェイ」と呼ばれる種族に統治されている
・かつては隆盛を誇る存在であった
・カエロク戦役によって没落したが健在である
・オーディン,フレイヤ,トール,ロキは存命である
・ロキが失踪して危険な何かを解放しようとしている

 主要な登場人物はいずれもバーバリアンに分類される。バーバリアンは特定の文明に属さない,いわゆる“進んだ”文明圏から蛮族と見なされる種族の総称であり,複数の小分類が存在する。今回の物語は,その中の「フェイ」と呼ばれる種族にスポットを当てたものと考えれば分かりやすいだろう。

 フェイについては,オーディンの伝承で「闇の舞いの間に創造された」と明記されている。つまり,フェイはいわゆる“定命”の種族ではなく,デーモンスポーンやライトブリンガーに近い存在であることが推測される。その上で,2柱の神による介入が行われていないため,初期のファーストボーンに最も近い存在と言えるかもしれない。

 フェイのざっくりとした歴史はこうだ。最初に創造されたフェイであるオーディンは,知識を集める旅路を経てフェイの指導者となる。トール,ロキ,フレイヤといった有力なフェイとも友好な関係を築き上げ,人知れず繁栄していった。


 ある時,ロキが突如として姿を消してしまう。それから数十年の後,カエロク戦役が勃発。そして不幸なことにレッドスパイク山脈は,大国フロストヘイムとカエロク自由都市連合の道中に存在していた。
 戦争の煽りを受けたフェイたちは虐殺され,建物は焼き払われていく。アスガルドの中核はフレイヤの力によって守られたが,生き残りはオーディンたちを含めてごくわずかだった。


 その後は身を隠しながら生き延びていたが,何世紀も経った後にフレイヤは“幻視”によって未来を予知する。その中では,ロキが危険な存在を解き放とうとしていた。
 ロキの破滅的な行為を阻止するため,アスガルドの生き残りが立ち上がる……というのが,各英雄の背景を含めた断絶イベントのあらすじとなる。


 それぞれの動機についてはゲーム内で確認してもらうとして,しっかり読むと本イベントの物語がしっかりとRAIDの世界設定に組み込まれていることが分かる。英雄個別の伝承は未入手の状態でも参照できるので,興味を持った人はぜひ読み進めてみてほしい。

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