ポーランドのYaza Gamesは,中世ヨーロッパの写本挿絵を動かしてプレイする「インクリナティ」の続編となる,「Scriptorium: Master of Manuscripts」の最新トレイラーを公開した。


 「Scriptorium: Master of Manuscripts」は,中世ヨーロッパにて写本の挿絵を描き上げる工房を経営するシミュレーションゲームだ。前作はターン制ストラテジーゲームだったが,本作ではジャンルが変わっている。

 プレイヤーは,パトロンから受けた注文に合わせて挿絵を描きながら,町の絵描きとしての名声を上げていく。前作のどこかコミカルな設定は継承されており,“カタツムリとイヌの壮大な戦い”というような顧客の奇妙なリクエストに応えつつ,自由で思うがままの挿絵を描いていく。


 アートツールを使って絵を描くのではなく,あらかじめ用意された絵のテンプレートを組み合わせて描くような仕組みになっている。貴族や形象化された動物たちなどのキャラクターが用意されており,さまざまなパターンの目や尻尾,剣,帽子といったアイテムを組み合わせられる。仕事をこなすことで,徐々にデザインパターンが増えていく。

 また,工房のインテリアもアップグレード可能だ。窓を加えたり,ベッドや天体望遠鏡といった家具やアイテムを設置したりできるようだ。


 すでにSteamストアページが公開されているが,今のところ日本語はサポート予定になっていない。発売時期などが気になる人は,ウィッシュリストに追加しておくと良いだろう。なお,PC以外のプラットフォームでのリリースも予定されている。


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