法螺会は2024年8月14日,PC用ソフト「孵道」の配信をSteamとBOOTHで開始した。価格は350円(税込)だが,リリース記念セールで8月22日まで30%オフの245円(税込)で購入できる。


 1周約20分でプレイできる本作は,振り返らずに帰るだけのアンリアルホラーアドベンチャーで,怪異判定アドベンチャーゲーム「奇天烈相談ダイヤル」などを開発した法螺会の最新作だ。

 ある夏の放課後,主人公の「僕」は先生の言っていたことを思い出していた。帰り道は危険がいっぱいなこと,無事に帰れるまで,絶対に振り返ってはいけないこと,なにがあってもまっすぐ進むこと。どうして振り返ってはいけないのか考えていた主人公だが,後からやってきた友だちに急かされて歩き出す。


 プレイヤーは,主人公が振り向くか,前に進むかの操作をしていくのだが,QTEで判定されるため,画面上に現れるボタンを制限時間内にすべてクリックしなければいけない。QTEに成功すればなにも起こらず,先へ進めるが,失敗してしまうとなにかが起こり,ゲームオーバーになってしまう。


 本作には,ゲームクリアとゲームオーバーで,全10種類のエンディングシーンが用意されている。
 なおすべてのエンディングを回収すると,おまけページが開放されるとのこと。おまけページでは,イラストの原画や撮影写真,立ち上げ当初の企画書,フローチャート,キャラクターの仕様書が閲覧可能だ。

 また一部サウンドには,ダミーヘッドマイク「KU100」による立体音響が採用されている。

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