マーベラスは本日(2024年4月16日),同社が主催するインディーゲーム開発者向け支援プログラム「iGi indie Game incubator」第4期として,6チーム(5チーム+産学官連携の特別枠1チーム)を発表した。


 各チームの応募作品は,偉人キャラでデッキを組むRTS「黒ニ狂」,ダークファンタジーの世界観で展開されるシミュレーションRPG「Indomitable Blade」,自分の動きの軌跡を記録・再生する2Dアクション「MotionRec」,“1曲のためのゲームを”がコンセプトのアドベンチャーゲーム「nerd: tracing dayline」,リゾート施設が舞台の謎解き探索アクション「Reso-Seeker」となっている。

 また,産学官連携の特別枠には,リーパーズ(神戸電子専門学校)が制作したローグライクアクション「シャドウリープ」が選出された。

 このほか,選外タイトルの中で,部分的に優れた要素のある3作品には特別賞が贈られている。詳細は,以下のリリース文を参照してほしい。

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[インタビュー]インディーゲーム開発者支援プログラム「iGi indie Game incubator」のキーパーソンが語る,第3期までの成果を踏まえた第4期の展望

 インディーゲーム開発者向けインキュベーションプログラム「iGi indie Game incubator」が,現在第4期生を募集している(2月15日まで)。そこで今回,このプログラムのキーパーソンに,これまでの成果と第4期への展望を聞いた。

[2024/02/09 12:40]
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  • ライター:大陸新秩序
  • カメラマン:増田雄介


iGi 第4期 6チームを選出し、プログラムスタート!
3つの特別賞も決定
Organized by Marvelous Inc. Partnered with GameBCN

株式会社マーベラス(代表取締役社長:佐藤 澄宣/所在地:東京都品川区)が主催する「iGi indie Game incubator」は、多数の応募の中からiGi運営委員ならびにGameBCN運営チームによる厳正なる審査の結果、5チーム+産学官連携の特別枠1チームの計6チーム(後述)を選出し、4月12日より第4期プログラムを開始いたしました。

また、残念ながら今回選出に至らなかったチームの中で、特にゲームデザインやプログラミングなどゲームの構成要素において優れた作品を特別賞として選出いたしました。

[選出5チーム] ※英作品名のアルファベット順

■lidlocks

応募作品:『黒ニ狂』(英作品名:CHRONICLE)

歴史の「偉人 VS 偉人」で大戦争!! 200体を超える偉人キャラで自由にデッキを組み、あなただけのプレイスタイルを楽しもう!!


■NanbuWorks

応募作品:『Indomitable Blade』(英作品名:Indomitable Blade)

Indomitable Blade(インドミタブルブレード)はダークファンタジーの世界観を基調としたターン制シミュレーションRPG。重厚な戦記物語とシビアな戦略性を兼ね備えているほか、ステージがコンパクトで快適に遊べるモダンさも特徴。


■HANDSUM

応募作品:『MotionRec』(英作品名:MotionRec)

MotionRecは自分の動きの軌跡を記録・再生することでステージを進むアクションゲーム


■Evan

応募作品:『nerd: tracing dayline』(英作品名:nerd: tracing dayline)

1曲のためのゲームを。そのコンセプトをもとに制作するアドベンチャーゲーム。
海岸線を臨む高校で、日直の日、放課後にだけ交わされる2人の会話。
その映像が、サウンドが、物語が、1つのミュージックビデオへと帰結する。


■R太ゲームス

応募作品:『Reso-Seeker』(英作品名:Reso-Seeker)

「リゾート施設で探索、謎解き。」Reso-Seekerはメトロイドヴァニア、2D探索アクションゲーム。ドット絵リゾートで旅行気分を楽しみながら「できるアクションが増える」「行けなかった場所に行けるようになる」「謎が解ける」快感を楽しもう!


[産学官連携/特別枠]

■リーパーズ(神戸電子専門学校)

応募作品:『シャドウリープ』(英作品名:SHADOW LEAP)

夜の世界で主人公であるダークヒーローが影を操る様々なアクションを駆使して飛び回り、悪党を派手に倒していく爽快アクションゲーム。


[iGi特別賞]

iGi特別賞とは?

今期のiGi4期生には選出されなかったものの、ゲームデザインやグラフィックなど部分的にでも他作品と比較して優れた感性や技術を持つ作品に対してメンターにより特別に選出された作品に贈られる賞。


■チーム名:福狸 応募作品:『Beautiful Life Show』

(選定者:簗瀬 洋平 所属:Unity Technologies Japan)

評価ポイント:演出技法

評価コメント:主人公の着ぐるみと画面のライティングがすべてを物語っていて期待の高まりとしては最高です。
一方で誘導役のシニカルな台詞は面白いものの、語りが多すぎてせっかくの雰囲気をやや損なってしまっているので、いかに少ない、短い台詞で存在感を出すか工夫するとさらにゾクゾクできるものに仕上がるはずです。採択されませんでしたが次回また応募して欲しい作品です!

■チーム名:アトリエ・メロン喫茶 応募作品:『かみよがたり』

(選定者:Till Stiehl)

評価ポイント:世界観、奥義の演出

評価コメント:作品完成度の10%としていらっしゃいますが、かなりできている印象があり、残りの90%でさらに良くなると思うので、今後期待度が高い作品だと思います!この世界観でどのようなストーリーやキャラクターが生まれて、奥義の演出はどうなるか、そしてキャラのスキルや武器は何があるか楽しみにしています。

■チーム名:オクトレイン 応募作品:『登山勇者』

(選定者:徳岡正肇 所属:アトリエサード)

評価ポイント:安定感のあるゲームシステム、ナラティブ面でのポテンシャルの高さ

評価コメント:ゲームシステムが手堅く(つまり完成度を高めることに全力投入でき)、かつ実況向けのジャンルとして定評がある。一方、環境ストーリーテリングのポテンシャルが非常に高く、別ルートを試す誘惑(リプレイアビリティ)にもつながる。インディーゲームとして、バランス感のある優れたチャレンジだと感じた。

[iGiにつきまして]

iGi indie Game incubatorは、日本初のインディーゲームのためのインキュベーションプログラムです。

■プログラム名称:iGi indie Game incubator(略称:iGi)
■プログラム開催期間:2024年4月〜9月までの6ヶ月間
■主催:株式会社マーベラス
■プログラム構築協力:GameBCN(スペイン・バルセロナ)
■プログラム運営協力:株式会社ヘッドハイ、ルーディムス株式会社

※プログラム実施内容及び募集要項等につきましては、下記公式サイトをご参照ください。

■公式サイト:https://igi.dev/

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