ZOZOは9日、コーディネート投稿アプリ「WEAR」を刷新したと発表した。人工知能(AI)が利用者の好む着こなしを数値化して診断する機能を設けた。好みに近い着こなしを簡単に探せるようにし、利用者を増やしたい考えだ。
新たに始めた「ファッションジャンル診断」ではまず、アプリを起動すると診断画面が現れる。利用者が好きな着こなしを5枚以上選ぶと、AIが選択結果をもとに好みを分析する。
分析結果はZOZOが分類した「ガーリー」など12のファッションジャンルを使って示す。利用者は「ラフ60、きれいめ40」のように円グラフで確認でき、結果を表示した画面から好みに近い投稿済みの着こなしを検索できる。
WEAR上には既に1400万件以上のコーディネートがあり、それぞれの投稿にもAIの分析データをひも付けた。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」で取り扱う商品を使った投稿であれば、投稿から商品の購入画面に遷移できる。
併せてメークの投稿もできるようにした。メークを拡張現実(AR)のデータとして投稿できる機能も設けた。ARデータはスマホで撮影した自身の顔にフェイスパックのように合成できる。友人同士で互いのメークを試し合うなどの使い方を想定する。
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