自動車用エンジンバルブメーカーのフジオーゼックスが8日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前の期比3.2倍の19億3100万円だった。完成車メーカーの生産回復に加え北米で新規受注を獲得し、固定費圧縮など原価改善活動も寄与した。売上高は8%増の233億円。年間配当金は1株あたり250円と前の期より120円増やす。

25年3月期の純利益は、前期に繰り延べ税金資産を計上した反動から18%減の15億8000万円となる見通し。売上高は受注増やM&A(合併・買収)の効果などで13%増の265億円を見込む。

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