第一三共はウエアラブル端末を使った臨床研究を始めた

第一三共は8日、早期の乳がん患者を対象にウエアラブル端末を使った臨床研究を始めたと発表した。心拍数などの生体データを分析し、抗がん剤による体の変化や負担を調べる。同社は乳がん治療薬を販売している。治療を受けながらでも仕事ができるようなサービスを開発することで、患者支援の幅を広げる。

研究は、医療機関10施設で100人の患者を対象にする。市販のウエアラブル端末「フィットビット」と、患者自身が健康状態を入力するアプリを活用する。期間は1年3カ月を予定する。

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