8日の東京株式市場で、日経平均株価は一時、前日終値より600円超下落した。午前の終値は同531円71銭(1.37%)安の3万8303円39銭。前日の米ニューヨーク株式市場でハイテク株が売られた流れを受け、日本市場でも半導体関連株などが下落。東証プライム市場の約7割の銘柄が値下がりしている。
また、東京外国為替市場の対ドル円相場は、前日午後5時時点と比べて、円安ドル高が進み、1ドル=155円台前半で推移。米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が、早期の利下げに消極的な姿勢を示したことから、米金利の高止まりが意識され、円を売ってドルを買う動きに振れた。(神山純一)
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