アルペンの「こたつユニット」とはっ水ローチェア計10脚が設置してあり、晴れた日は白馬三山を眺めることができる

白馬八方尾根スキー場(長野県白馬村)は標高約1200メートルに位置する北尾根高原で「八方こたつカフェ」を開いた。スポーツ用品店大手アルペンのキャンプ用こたつユニットを雪上に置き、山々を眺めながら飲み物などを楽しめるようにした。土曜と日曜に営業し、スキー目的以外の冬季観光客の利用をにらむ。

北尾根高原へは咲花ゲレンデから「北尾根クワッドリフト」に乗って向かう。スキー客用のリフト券と別に、リフト料金と入場料をセットにした観光営業料金を用意している。リフト近くにある「北尾根高原テラス」で飲み物をテイクアウトできる。

同スキー場の2023〜24年冬季の来場者は約35万人で、インバウンド率は4割強だった。アジア系を中心にスキーをせず景色などを楽しみたいというニーズが高まっており、日本文化を生かしたこたつで集客を狙う。

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