アイスクリーム専門店を展開するB-Rサーティワンアイスクリームは26日、アイスケーキの新ブランド「31 PATISSERIE(サーティワンパティスリー)」を28日に立ち上げると発表した。チーズケーキやコーヒーなどアイスで人気のフレーバーをアイスケーキで再現した。日常で味わう「ご褒美需要」を狙い高級感を打ち出し、新規顧客の獲得につなげる。
2種類を全国の「サーティワンアイスクリーム」店舗で売り出す。「31 ザ・チーズケーキ」(2500円)はストロベリーチーズケーキのアイスに食感の異なる2種のビスケット「クランチ」を添えた。一般的なチーズケーキと異なり、チーズが溶け出す食感も楽しめる。
「31 カフェモカケーキ」(同)はコーヒーの苦味とチョコレートの甘みに加え、ナッツの香ばしさが三位一体になるよう仕上げた。
アイスクリームケーキの市場は拡大している。26日に開いた報道向けの発表会に出席した同社の橋本貴史マーケティング部長は「アイスケーキを食べる層は子どもから高齢の方にまで広がった」とみる。
同社のアイスクリームの売上高も前年比で8%増と7年連続で増加した。橋本氏は「手土産としても、一人でご褒美としても食べてもらえる。今後は他の人気フレーバーのアイスケーキの開発にも挑戦したい。消費者のトレンドを捉え、よりよい商品を開発していきたい」と意気込んだ。
【関連記事】
- ・サーティワン純利益上振れ 24年12月期13%増、客数増
- ・サーティワン、溶かせ男心 「31」カ月連続で前年超え
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。