京都中央信用金庫は25日、スタートアップへの出資や環境課題の解決に取り組む企業への投融資に使途を限定した定期預金「中信グリーン&スタートアップ預金」の取り扱いを2025年1月6日に始めると発表した。個人は100万円以上、法人は500万円以上を対象に金利は3年物で年0.225%、5年物で年0.5%に設定する。こうした分野に資金使途を限定した定期預金は珍しいという。
定期預金の申し込みは25年12月30日までで、総額100億円を募る。資金は京都を中心とするスタートアップへの出資のほか、脱炭素につながる設備投資などを計画する企業への融資に充てる。全体の制度設計は日本格付研究所からお墨付きを得た。年に1回は同信金のホームページで投融資の状況などを開示する。同信金の橋本秀哉専務理事は「スタートアップへの支援を強化し、地域経済の活性化につなげたい」と話す。
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