紙おむつ製造機大手の瑞光は24日、2025年2月期の連結純利益が2億円の赤字(前期は13億円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想は7億2000万円の黒字の見通しだったが、赤字に転落する。中国の景気減速や現地メーカーの台頭で、おむつ製造機の受注が低迷する。
売上高は前期比8%減の200億円になる見通し。従来予想を40億円下回る。営業利益は81%減の2億円の見通しで、従来予想から14億円下方修正した。中国の紙おむつ市場では現地企業のシェアが拡大し、景気減速もあって、瑞光の主要顧客だった日系メーカーが苦戦している。おむつ製造機でも中国メーカーが台頭している。
同日発表した24年3〜11月期の連結決算は売上高が前年同期比18%減の139億円、最終損益が7億円の赤字(前年同期は10億円の黒字)だった。
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