サントリーは24日、2025年大阪・関西万博に出店するレストラン限定で、従来の商品よりも環境負荷を低減したビールを販売すると発表した。化学肥料の量を減らすなどして栽培した大麦やホップを使い、製造時の温室効果ガス排出量を通常商品と比べ約2割削減できる。

 販売するのは「水空エール」で、爽やかな香りとすっきりとした後味が特長だという。価格は未定。大麦は国内と欧州から、ホップは欧州から調達する。

 栽培方法を変えた原料はコスト面や品質の安定性に課題があるため、まずは期間限定となる万博で提供し、今後の商品化の可能性を判断する。

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