ロシアのマントゥロフ副首相代行は7日、ロシアでの生産から撤退したトヨタ自動車が北西部サンクトペテルブルクに所有していた工場で、プーチン大統領ら政府高官が使用している高級車アウルスの生産が計画されていると述べた。タス通信が伝えた。  トヨタはロシアのウクライナ侵攻後の2022年に工場の稼働を停止し撤退を決定。ロ産業貿易省は23年3月、工場が同省傘下の自動車・エンジン中央科学研究所(NAMI)に引き渡されたと発表していた。  NAMIはアウルス自動車の大株主。マントゥロフ氏は、同工場で最初の自動車が年内にも完成するとの見通しを示した。(共同)


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