山形県の4市町とサントリーグループは使用済みペットボトルのリサイクルに取り組む。23日付で協定を結んだ。4市町の家庭から集めたペットボトルを2025年4月から同グループに引き渡し、ペットボトルに再生して製品容器として使ってもらう。
協定を結んだのは、山形市のほか、山形県の上山市、山辺町、中山町、山形広域環境事務組合、サントリーホールディングス(HD)、サントリー食品インターナショナル。
同組合管理者の佐藤孝弘・山形市長は協定締結式で「持続可能な循環型社会の形成を推進していく」とあいさつ。サントリーHDサステナビリティ経営推進本部の西脇義記副本部長は「資源循環に向けて一層努力し、住民の啓発活動にも取り組みたい」と話した。
23年度に4市町から回収したペットボトルは約880トンだった。今回の協定締結で、サントリーグループは山形県35市町村のうち17市町とこうした水平リサイクルの推進体制をつくったことになる。
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